以前、ドイツで約1週間のホームステイをしました。その際に日本から大量に持っていったお土産がすごく好評でした。
ホストファミリーへどんなお土産を持っていったのか詳しく解説します。
ちなみにですが、まずいと言われたお菓子もありました。そちらも体験談も踏まえて紹介していきますね。
ドイツには、ホームステイと旅行を兼ねて行っています。以下でドイツに関して興味深いことをまとめています。ぜひご覧ください。
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ドイツのホームステイ先へ持っていくお土産の注意点
ドイツのホームステイ先へ持っていくお土産にも注意しなければいけないことがあります。
食べ物の好き嫌いだけでなく、とても重要なことがあるので注意してください。
バツマークのお土産は避けるべき!
ドイツでは、バツマークはタブーとされています。
これは、ナチスドイツのシンボルやマークを連想させてしまいます。ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)が起こったことはドイツ人、全ての人が知っています。現代の子でも学校で学びます。
ドイツの中学、高校、大学に留学を考えている方もさらに詳しく学ぶ機会があるかもしれません。
罰印だけでなく、その他にも十字架やまんじマークが入ったお土産は避けるべきだと言えます。
これは、ドイツ人の友達にも実際に聞きましたが、気にしない人もいるようです。しかし、ドイツ人はこの歴史を知っているのでやはりお土産には適さないと言われました。
ホームステイ先がヴィーガン
ヨーロッパを中心に世界ではヴィーガン(ビーガン)が広まっています。
動物性、動物に関連するものを一切口にしない完全菜食主義者です。詳しく説明すると卵、乳製品、はちみつといったものを食べません。
ドイツでもヴィーガン食は広まっています。
スーパーやレストラン、チェーン店ではヴィーガン食が当たり前のように売られています。
例えば、以下の記事のようにマクドナルドでは、ヴィーガンメニューも豊富でヴィーガンバーガーが売られています。
ホストファミリーがヴィーガンだった場合には、お土産も色々と考えなくてはいけません。
好き嫌いがはっきりしている
ドイツでは、日本のように曖昧にする文化はありません。
好き嫌いをはっきり言ってくれます。
ショックで傷ついてしまう日本人もいるかもしれませんが、これがドイツの文化です。
もし美味しくないと言われても気にしないでください。本当は好きじゃないのに曖昧に表現をして、お土産として同じものを買ってこられても食べないですよね。
どんな人にもはっきり好き嫌いを言う文化はある意味ではいいのかもしれません。
この点を踏まえた上で、ドイツのホームステイ先で好評だったお土産を紹介します。
ドイツのホームステイ先へおすすめのお土産7選「お菓子」
ドイツ人も日本のお菓子が好きな人が多いです。
これから紹介するお菓子は、何人かのドイツ人に食べてもらって評判が良かったお菓子となります。
他にもたくさん好みのお菓子があったようですが、その中でも人気がある商品を紹介します。
カルビー「堅あげポテトブラックペッパー」
一般的な商品と比べて、堅い食感を持つ特徴的なポテチ。
塩味とブラックペッパーというシンプルなところが、ドイツ人の舌に合う味付けのようです。
ビール大国のドイツでは、おつまみとしてもGoodです。
ドイツ人もポテトチップスが数多く売られていますので、老若男女問わず喜ばれるスナック菓子でしょう。
カルビー「ピザポテト」
日本人も大好きなカルビーのピザポテト。
濃厚なチーズとピザの味が楽しめるピザポテトは、ドイツ人の口にも好まれる味みたいです。
ドイツのスーパーマーケットでは、驚くほどチーズコーナーが広く、よく食べられる製品です。ドイツ人は、色々なチーズが好きなことからもピザポテトについているチーズは好評でしょう。
知人のお父さんは、このピザポテトを一気に一袋食べてしまうほど好きでした。
こういった味の濃いおつまみお菓子はドイツにもマッチする味かもしれませんね。
カルビー「Jagabee(じゃがビー)」
Jagabee(じゃがビー)は、喜ばれるお土産の一つです。
ドイツでは、じゃがいもを食べる習慣があります。
慣れ親しまれている味ですが、ポテト系のお菓子では、珍しい食感と味です。
普通のポテトチップよりもじゃがいもを感じられるJagabeeは、大人から子供まで好まれるお菓子です。
カンロ「金のミルクキャンディ」
カンロ金のミルクキャンディは、すぐになくなってしまったお土産の一つです。
日本の飴は、海外で驚くくらい人気です。
濃厚なミルクキャンディは、ドイツでとても喜ばれます。
個包装なので、留学をしている際には学校の友達にも配りやすいのでおすすめです。
アサヒ「三ツ矢サイダーキャンディ」
三ツ矢サイダーキャンディもドイツ人にとても人気のアメです。
ジューシーでシュワっとする味は、炭酸飲料が好きな外国人に受けるのだと思います。
4種類の味が楽しめるのも飽きさせない工夫がされています。
飴はドイツでも本当に人気なので、他の種類でも喜ばれるかもしれません。
ネスレ「キットカットミニオトナの甘さ濃い抹茶」
数年前からドイツでも場所によっては、抹茶のキットカットが売られているようですが、濃い抹茶は売られていません。
ドイツでは、抹茶のキットカットは非常に高いので、食べたいけど購入する人は少ないと思います。
ドイツでは、Ritter Sport(リッタースポーツ)やMilka(ミルカ)のようなチョコが安いのでそっちを選ぶでしょうね。
ですので、日本から抹茶のキットカットは喜ばれるでしょう。濃い抹茶味はもっと喜ばれるでしょうね。
チロルチョコ
チロルチョコは、日本でもロングセラーを誇る大人気チョコレート菓子です。
色々な種類があるため、海外に持っていっても喜ばれます。
ドイツでは、こうした多くの種類で小さなチョコが一つ一つ売られていることはありません。
それぞれパッケージが違い、日本の包装は可愛いことでもギフトとして嬉しいでしょうね。
ホームステイ先の家族にもおすすめですし、留学時、友達に配ることや学校のパーティなどに持っていったら人気者になれること間違いなしです!
ドイツのホームステイ先へおすすめのお土産4選「雑貨」
ドイツでは、綺麗なものや実用的なお土産も喜ばれます。
日本にしかないものは、見たことがない場合も多いため興味があることでしょう。
僕がドイツに持って行って喜ばれた雑貨をまとめました。
ジェットストリームのボールペン
ジェットストリームボールペンは、とても人気です。
ドイツでは、4色ボールペンは意外と値段がするためもらったら嬉しい商品です。
こちらも日本特有のコラボや限定商品があるので、通常のものよりも柄が入ったものを選ぶのも良いでしょう。
水筒
ドイツ人は、コーヒーや紅茶、お水など水分を多く摂ります。
水筒は、学生だけでなく会社に勤めている方も使います。なので、長時間保温機能が付いた水筒もプレゼントしました。
こちらも大正解です。すごく喜ばれました。
ドイツにも水筒はありますが、日本製で日本っぽい柄が描かれている商品を選ぶと良いです。
ドイツ人は、コーヒーや紅茶、お水など水分を多く摂ります。
ノート
学生がいる家庭では、日本のノートが喜ばれます。
海外では、シンプルなノートが多いので日本っぽい綺麗なノートが人気です。
桜柄やアニメキャラクターが描かれている商品もおすすめです。
お箸
思い出として、一生残るものもお土産として最適です。
お箸は、使って思い出してもらえますし、飾っておいても素敵です。
ドイツでも日本の文化は人気がありますので、非常に良いです。
名入れできるサービスもあるので、渡す人の名前を入れてあげるとなお喜ばれます。名入れする際は、ローマ字ではなくて「ひらがなや漢字」で入れてあげましょう。
個人的には漢字が良いと思います。自分の考えた当て字でOKです。
ドイツのホームステイ先へおすすめのお土産2選「食べ物」
お菓子だけでなく、食品も喜ばれます。
なまもの、お肉、魚などは持って行けませんので注意してください。
食べ物では、加工品や保存の効くものはドイツに持っていけますよ。
乾麺・インスタント麺
ラーメン、うどん、そばといった乾麺やインスタントのカップヌードルもおすすめです。(ただし、小麦やそばアレルギーのある方には危険ですので確認してください。)
日本語で作り方が分からないと思うので、一緒に料理を作ってコミュニケーションをとりましょう。
ホームステイ先の人と仲良くなることやドイツ語や英語の勉強になるかもしれません。乾麺は、誰でも短時間で簡単に作れるので料理が苦手な方にも良いですね。
ドイツでは、つゆを調達するのが難しいので元から付属しているものを選んでください。カップラーメンもいいと思います。
ただし、荷物が多くなり重くなってしまうため考えて持って行きましょう。
海苔
ドイツでは、お寿司が好きな人がたくさんいます。
日本のお寿司とは少し違いますが、スーパーで売られているお寿司は、海苔巻きが多いです。
日本みたいに口の中で溶けるのりではないので、ハイクオリティーなものを持っていったら喜ばれると思いますよ。
ちなみにですが、僕が行った家庭では韓国海苔が好きだと言っていました。
シンプルな塩の味付けと、海苔の風味がドイツ人の口にマッチしたのでしょう。お菓子みたいにスナック感覚で食べられ、お酒のおつまみにも最適です。
ドイツのホームステイ先へおすすめのお土産2選「飲み物」
ドイツでは、日本の良質なお茶や抹茶は高級品です。
ドイツのスーパーマーケットでは、コーヒーや紅茶が一般的で、お茶が手に入ったりもしますが日本の味とは違ったり値段も高いです。
日本の伝統的な味が気になる方も多いですが、本場のものを飲んだことがない方も多いです。
抹茶
抹茶は日本の伝統文化としてドイツでも知りわたっています。パウダー状のものは飲むという用途だけでなく、お菓子作りにも最適です。
抹茶パウダーの種類によっては粉っぽく飲み物としては質の良くないものもあります。お土産なので少し高級なものを選ぶと良いでしょう。
抹茶ラテも海外で大人気なので、ギフトとしておすすめです。
緑茶
日本といえば、やはり緑茶。海外では、Green Tea(グリーンティー)として販売されています。健康に良いことでも広く知りわたっています。
ただ、日本の緑茶は海外では高いことや味に深みがなかったりもします。
ちょっと良質なお茶を持っていってあげれば喜ばれること間違いなしです。
ドイツで不人気だったお土産
ドイツ人にあげて、全く喜ばれなかったお土産があります。
日本人とは違う味覚があるため当然好き嫌いがあります。日本には、海外にない特殊なものも多いためお土産を選ぶのは、とても難しいです。
ギフトは、その人の気持ちですが苦手なものや、すでにドイツにあるものをあげても喜ばれませんからね。
これから紹介するものは、不人気で食べ物に関しては、まずいと言われてしまいました。必ず覚えておきましょう。
梅
日本人が大好きな梅は、持って行かない方が無難かもしれません。
梅にも色々な種類がありますが、僕はホームステイ先にカリカリ梅をお土産として持っていきました。
おそらくみんな好きではないだろうと思いながら、若干の期待と面白半分で購入しました。
ドイツ人が食べて言葉を揃えて「まずい。」やっぱり。と予想通り(笑)。
ドイツには、ザワークラウドといった超絶酸っぱいキャベツの発酵食品があるので、梅が好きな人もいると思います。
甘めの梅で、はちみつ漬けはドイツ人の口に合うのでしょうか。興味があります。
コーヒー
ドイツでは、コーヒーの消費量が多い国として有名です。
コーヒー豆から引いて飲む人もいます。ですので、コーヒーマシンを持っている家庭も少なくありません。
味や苦味、酸味などのバランスにこだわりがある方も多いです。
日本で人気のコーヒーを2、3種類持って行きましたが、あまり美味しくないと言われてしまいました。
日本にあるドリップコーヒーが海外でも人気だという情報もありますが、コーヒーは、好みが違うため持って行かないほうが無難でしょう。
草餅、よもぎもち
草餅やよもぎもちを食べてもらった反応も悪かったです。
食べられないほどまずかったようです。
草っぽい味はドイツ人には、合わないようです。
まるで変な味の石鹸を食べているようだ。と言われました。
フリクションボールペン
書いた文字を消せるボールペン、フリクションは、色々な国に持っていって喜ばれるお土産です。
ただ、ドイツでは、フリクションは何年も前から販売されています。
ドイツにあるスーパーマーケットでも普通に売られているので、これも避けた方が良いです。
ホームステイ先の方がマンガやアニメ好きなら、日本にしかないキャラクターの限定コラボ商品なんかだと喜ばれるかもしれません。
最後に
ドイツで留学やホームステイをする際に、ちょっとしたお土産でも大変喜ばれます。
ただしお土産を選ぶには、少し考える必要があると感じました。
もちろん人によって違いますし、国によって味の好みというものがあります。
ドイツ人は、好き嫌いがはっきりしています。味の細かな感想まで言ってくれるので感心しました。
最後に、人気のあったものを一覧として表示しておきます。
お菓子部門
・堅あげポテトブラックペッパー
・ピザポテト
・Jagabee(じゃがビー)
・金のミルクキャンディ
・三ツ矢サイダーキャンディ
・キットカットミニオトナの甘さ濃い抹茶
・チロルチョコ
雑貨部門
・ジェットストリームのボールペン
・水筒
・ノート
・お箸
食べ物部門
・乾麺・インスタント麺
・海苔
飲み物部門
・抹茶
・緑茶
個人的には、Nestleの抹茶キットカットは外せないと思いました。