北欧フィンランドの首都ヘルシンキは、中心地ということもありホテルの値段が高いことが多いです。
そんな中でも周辺には、いくつか格安ホテルがあります。その一つに「オメナホテル」というお得な価格で宿泊できる施設があるのです。一人で節約旅行する際は、とても便利です。
今回の記事は、フィンランド、ヘルシンキ一人旅におすすめのオメナホテルを紹介します。
僕は、何度か一人旅を経験しています。以下が旅行記です。オーストリアもヨーロッパなので、フィンエアー(Finnair)に乗れば数時間で着いてしまいます。興味がある方は、ぜひご覧ください。
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オメナホテルとは?
オメナホテル(Omena Hotels)は、フィンランドのヘルシンキやタンペレなど複数の地域に展開している宿泊施設です。オメナ(Omena)は、フィンランド語でリンゴという意味を表します。
ホテル名のロゴは、赤がモチーフとなっています。内装の棚や椅子、ソファなどにも赤色のものが使われており、見た目も可愛いです。
オメナホテルの1番の特徴は、フロントにスタッフがいないことです。いわゆる完全無人ホテルです。
常時勤務しているスタッフの人件費がかからないことから、格安値段でホテルを提供できるのです。
都心部であるヘルシンキは、一般的なホテルやビジネスホテルの価格が非常に高額です。しかし、オメナホテルは出来る限り費用を省いたビジネスモデルから良心的な価格設定が実現しており、一人旅はもちろん、ご友人やご家族との宿泊、ビジネス用途にもおすすめです。
オメナホテルは、どの地域にある?
オメナホテルは、フィンランドの様々な地域に広がっています。
以下が、オメナホテルが展開している場所です。
・ヘルシンキ、レンロティンカトゥ(Helsinki, Lönnrotinkatu)
・ヘルシンキ、イルヨンカトゥ(Helsinki, Yrjönkatu)
・ユヴァスキュラ(Jyväskylä)
・ポリ(Pori)
・タンペレ(Tampere)
・トゥルク、フマリストンカトゥ(Turku, Humalistonkatu)
・トゥルク、カウピアスカトゥ(Turku, Kauppiaskatu)
・ヴァーサ(Vaasa)
地域や客室によって、部屋の広さや内装が異なります。
オメナホテルにチェックインする際の注意点
オメナホテルは、無人のため自分でチェックインをしなければいけません。
施設内に入るには、暗証番号(ドアコード)と部屋番号を覚えておく必要があります。
ホテルサイトで予約後に、登録したメールアドレスへ暗証番号が送られてきます。また、チェックイン当日24時間前には、部屋番号が記載されたものがEメールで連絡が来ます。
そちらのメールを削除せずに大事に保管しておきましょう。
観光に出掛けて再度、エントランスや部屋室に入室する場合にも暗証番号が必要なので、外出時も番号をどこかにメモして常に携帯しておいてください。
暗証番号と部屋番号が分からない、使えない場合
暗証番号(ドアコード)と部屋番号が分からない、現地について使えないといった問題が発生するかもしれません。
そうした場合には、オメナホテルに連絡を取る必要があります。
オメナホテルに連絡するには、スマホを利用して電話をするか、ロビーに無料で利用できる電話があるのでそちらからスタッフとコンタクトを取りましょう。
もし、ロビーに入れなかったとしても、ホテルに宿泊している観光客がエントランスの扉を開けた時に入ることもできます。僕が行った時には、感じのいい人が笑顔で開けてくれました。
フィンランド語はもちろん、英語も通じます。こういった問題には、スタッフも慣れているはずです。
焦らずにゆっくり伝えましょう。
続いて、気になるオメナホテルの客室やシャワールーム、アメニティなどを画像付きで紹介します。
オメナホテルの客室
オメナホテルに入室すると、入口付近には赤いソファーとテーブル、椅子があります。
画像の右側が、外へ出る扉です。
宿泊するには、十分過ぎるほどのスペースがあります。
とても快適です。
玄関のようなものはありませんが、入口付近で靴を脱ぎます。
フィンランドでは日本と同様、靴を脱ぐ習慣があります。
ちなみにですが部屋は、ワンルームとなっています。
先程のテーブルがあった場所の隣には、ベッドが置いてあります。
しっかりマットレスが敷いてあるので、寝心地も悪くないです。
ベッドの前には、テレビが置いてあります。
フィンランド語の番組が流れるので経験としてぜひ観てくださいね。チャンネルによっては、英語番組もやっていますよ。
続いて、バスルームを見てみましょう。
オメナホテルのバスルーム
オメナホテルは、ユニットバス仕様です。
シャワー室の隣には、洗面所があります。
そこまで広さはありませんが、問題なく利用できます。
バスルームには、バスタブありません。
シャワーのみです。
シャワーだけの部屋は、浴槽を跨ぐ必要がないので、観光で疲れている時にはすぐに浴びれます。
個人的には、嬉しかったです。
トイレは、写真を撮り忘れてしまいました。
便座の隣には、ハンドビデがついています。
日本でいうウォシュレットと同じです。
以上が、客室となります。
格安ホテルなので、豪華さはないものの快適に過ごせるお部屋です。
最後に、客室にあるアメニティと設備を紹介します。
オメナホテルのアメニティと設備
オメナホテルでは、Wi-Fiももちろん使えます。
あまり速度は、期待しない方がいいです。
ただ、連絡手段や観光地を検索する際にwifiは重要なので、必ずスマホやパソコンにパスワードを設定しておきましょう。
客室の棚には、コーヒーや紅茶、コップ、スプーンなどが置かれています。
電気ケトルもあるので、暖かい飲み物が飲めます。
冷蔵庫と電子レンジも完備しています。
とても可愛い形状です。日本では、こんな電子レンジは見たことないですね。
先程、ベッドルームの画像で載せたように液晶テレビも置いてあります。
フィンランド語を学んでみるのもいいかもしれませんね。
ベッドといった幾つかの場所に、スマートフォンやパソコンなどを充電するためのコンセント口があります。
差し込みプラグは、Cタイプとなっています。ヨーロッパはこのタイプが多いです。
忘れずに変換プラグを持っていってください。
色々な海外へ行かれる方は、以下のマルチプラグが便利です。
海外専用おすすめマルチ変換プラグ
浴室の前には、洋服をかけるためのハンガーがあります。
シャワー後に、髪を乾かすためのドライヤーも置いてありました。
トイレには、トイレットペーパーはもちろん付いています。
洗面所に、ボディーソープもありましたが、ハンドソープ、シャンプーとのオールインワンです。
別のものを使いたい人がほとんどだと思います。必要な方は、スーパーマーケットやドラッグストアで購入するか、日本から持っていきましょう。
歯ブラシや歯磨き粉も忘れずに持っていきましょう。
ホテルの価格を考えると満足の内容ですが、アメニティが不十分なところがありました。
必要なものは、自宅から持っていきましょう。
最悪、現地でも調達できるので、忘れても大丈夫かと思います。
オメナホテルには、ルームサービスや朝食はある?
オメナホテルには、アメニティ以外のルームサービスや朝食はありません。
素泊まり専用のホテルとなっています。
朝昼晩の食事は、自分で用意するか外食する必要があります。
ただ、スーパーマーケットやコンビニ、ピザのテイクアウトといった多くの場所があるので問題ないでしょう。
クリスマスシーズンなど時期によっては、お店が閉まる時間が14時、15時などすごく早いので注意してください。
僕は、時々ご飯として下のようなものを食べていました。
トナカイ肉が入った、スモークチーズスープとトナカイ肉のマッシュポテトです。
オメナホテルには、電子レンジがあるので困った時にこういったものが食べられるのは便利です。
こちらは、トナカイの肉とマッシュポテト。
これに、付属のクランベリージャムをかけて食べます。
スーパーでは、出来合いのものや冷凍食品など便利の食材も売っています。こうしたものを利用するのも良いでしょう。
また、フィンランドには、レストランの他にフードコートやマクドナルドなどのファストフードが至る所にあります。
フィンランドでしか食べられない料理や名物グルメ、お菓子もあるので、ぜひいろんなものを食べてみてくださいね。
おすすめは、コルヴァプッスティ (korvapuusti)です。日本語に訳すとシナモンロールとなります。ブルーベリーパイ(MUSTIKKAPIIRAKKA)も食べてくださいね。
他には、トナカイの肉も有名です。お菓子で人気なのは世界一まずいグミ、サルミアッキ(salmiakki)にも挑戦してください。フィンランド人はこのグミや飴が大好きなんです。
フィンランドは、とにかくパンがとても美味しいです!
個人的には、ポテトパンとライ麦パンにバターをたっぷり塗って食べるのが大好きです。
どちらもスーパーで買えますよ!
最後に
今回の記事では、フィンランドの一人旅におすすめ、ヘルシンキのオメナホテルを紹介しました。
格安ホテルにも関わらず、部屋は思っていた以上に広く、設備も充実しているため快適に過ごせました。
節約を考えている方は、オメナホテルはすごくおすすめです。長期滞在したい方は、ホテル代をグッと節約できますね。
フィンランド旅行を考えている方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。