本記事では、カナダのバンクーバーで帰国前PCR検査をした体験談、どこで受けられるのか?費用や注意点も紹介します。
海外から日本へ帰国するときには、PCR検査が必須です。3回以上ワクチンを受けている方は帰国前PCR検査は免除されます。
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どんな人が帰国前PCR検査が必要?
新型コロナウイルスのワクチン摂取が3回未満の人は帰国前PCR検査が必須となります。(このブログ記事投稿時点)
2回しか打っていない人も日本へ帰国する前のPCR検査は必須です。
SNS上では、検査が廃止になったというような言葉も見受けられますが、3回以上摂取した人は免除されるということです。
その他にもワクチンを1回でも摂取していれば帰国前PCR検査は不要と思っている方もいるようです。
そのまま日本へ帰ろうとして飛行機に乗れなかったという方もいるようです。
誤情報も流れていますので、間違えないように注意してください。
PCR検査を受けないと帰国ができない
もちろんPCR検査を受けなければ、帰国は許されません。
国で決められているルールです。
僕は、カナダのバンクーバーを旅行していました。
新型コロナウイルスのワクチン未摂取ですので、PCR検査が必須でした。
バンクーバーのPCR検査場が縮小している
ただ、バンクーバーではPCR検査が受けられる医療機関がどんどん縮小しているという情報を得ました。
いくつかのクリニックを回ったのですが、どこも「ここでは受け付けていない」と伝えられました。
最終的には注文して自分で検査を行うといった内容の書類を渡され終了。PCR検査の費用が安く抑えられるクリニックを自力で探すのは時間を要します。
ちなみにですが、僕はドイツも旅行していたのですが、PCR検査に関して2回メールを送りましたが連絡が一切返ってきませんでした。
地域によってカナダだけでなく、ドイツでもPCR検査を見つけることは困難だったりします。
バンクーバーでPCR検査はどこで受けられる?
日本語で対応してくれる仲介会社をインターネットで検索していました。
すると予約を代行してくれる日本のエージェントがありました。
IACE TRAVELという会社です。
ここでは、ここではPCR検査無料代行予約サービスがあります。
バンクーバーでは、PCR検査が縮小されていますが、今でも行っているクリニックはいくつかあります。
ただ、ネットで見つけるには英語のスキルが重要となってきます。日本が必要としている検査結果の詳細が記載されていることが必須です。
帰国できるかも不安なので、自分で探すよりも確実な日本のエージェントを利用しました。
ここからはPCR検査の予約から受診までの流れを解説します。
PCR検査の予約から受診まで
今回利用したのは、IACE TRAVELという旅行仲介サイト。
ここからPCR検査の予約が可能。
日本語で予約ができるので、英語ができない方でも安心して利用できます。
予約方法は、電話をするかメールを送信します。
帰国前PCR検査の費用と支払い方法
費用はクリニックによって異なりますが、PCR検査の相場は1万円を超えてしまうのが一般的でしょう。
日本指定フォーマットが必要であればさらに高額になります。
僕がPCR検査を受けたクリニックでは、$215+税金。合計で、$225.75(日本円で約23,400円)です。
決して安い金額ではありません。
支払い方法は、クレジットカード(VISA、MASTER CARD)などが利用できます。JCBカードは、利用できませんでした。
PCR検査を受ける際の持ち物
検査を受ける際に持って行くものは以下の2点です。
・パスポート
・マスク
パスポートは旅行中、常に携帯していると思います。クリニックや病院に行く際も必須ですので、忘れずに持っていきましょう。
マスクは、バンクーバーでしている人は少ないですが、クリニックでは患者さんのほとんどが着用していました。
PCR検査を受ける際の注意点は?
旅行前と帰国前PCR検査を受ける前に注意すべき点がいくつかあります。
必ず以下のことを確認してください。
出国前72時間以内にPCR検査
日本人、外国人ともに出国前、72時間以内にPCR検査を受けて陰性証明書を貰うことが義務付けられています。
それを入国時に検疫所へ提示することが必須です。
日時変更できる航空券の予約
航空券を予約する際には、必ず日時の変更ができるか確認してください。
変更不可、キャンセル不可といったチケットを予約してしまい、帰国前PCR検査で陽性となった場合には、もう一枚航空券を予約しなくてはなりません。
格安航空会社での予約はリスクがあります。
必ず変更可能なフライトで予約するようにしてください。
日本指定のフォーマットで書いてもらう
現在では、PCR検査結果を日本指定のフォーマットで記載してもらうことは必須ではなくなりました。
ですが、政府が要求している検査の詳細や検査方法など記入されていなければ入国が拒否されてしまいます。
厚生労働省が記載している内容をよく読んでおきましょう。
新しい情報が更新されることがあるので必ずチェックしてください。
PCR検査や旅行に備えて用意すべきもの
PCR検査、海外旅行に備えて準備すべきものを紹介します。
ここから説明することは、新型コロナウイルスの状況下だけでなく、旅行時には大切なことです。
必ず全て読んでください。
体温計を持参
体温計も念の為、旅行先に持っていくと良いでしょう。
おすすめの体温計「オムロン 電子体温計 スピード検温15秒」
検温の精度が良く15秒という速さで体温を測れます。
熱があればPCR検査で陽性となってしまうリスクがあります。ただの風邪でも偽陽性となってしまうこともあるでしょう。
PCR検査は決して安いものではありません。陽性となれば再検査が必要です。もう一度高額なお金を支払う必要があります。
体調を整えて検査に臨んでください。
検査キットを持参するのもいいかも
抗原検査キットなどもAmazonやネットショッピングで安く売られています。
これを海外に持参して、帰国前PCR検査を受ける前に抗原検査で陰性かを確認しておくのもいいかも。
陰性であれば少し安心してPCR検査を受けられますね。逆に陽性であれば帰国前PCR検査を行う時期を早い段階でずらすことができますね。
ただ、精度はどこまで高いか不明ですので、あくまでも参考程度に。
海外旅行保険に加入する
これはPCR検査とは違うことですが、海外旅行中に高熱が出てしまうといったこともあります。
熱だけで済むならまだ良いですが、緊急を要するような病気になってしまうこともあるかもしれません。
その場合には、病院での費用は考えられないほど莫大な金額になってしまいます。
入院や手術が必要となった場合には、数百万円から数千万円以上というような治療費を負担するといった事例もありました。
海外旅行費用を節約したいという方もいるでしょう。お金を安く済ませたいというのは理解できます。ですが、海外で病気や怪我をしてしまうと治療費を支払えないという問題に直面する可能性があるのです。
リスクをとって不安になりながら観光するのはストレスですし、危険です。
必ず海外旅行保険に加入しておきましょう。
海外旅行保険付帯のクレジットカードを持参する
海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを作っておくのもおすすめです。
クレジットカードによっては、海外旅行保険とカード付帯の保険が併用できるので補償金額を手厚くすることができます。
もしもの時に備えて、海外旅行保険の他にクレジットカード1枚作っておくことでさらに安心して海外旅行に行くことができるでしょう。
PCR検査で陽性判定が出てしまったら
帰国前PCR検査で陽性が出てしまった場合には、日本に帰国することができません。
もう一度、PCRの予約を取って検査を受けなければなりません。
その際にも同じ料金がかかってしまいます。
もう一度受ける際には、喉は痛くないか?熱はないか?体温を計測しておくなど、できる限り万全な状態で検査に臨ことが重要です。
最後に
今回は、カナダのバンクーバーで帰国前PCR検査の受けられる場所、費用や注意点を解説しました。
僕は、新型コロナウイルスのワクチンを一度も摂取していないので、カナダ、バンクーバーで検査を受けて陰性証明書をもらう必要がありました。
PCR検査を行なっているクリニックの数が縮小されていることもあり、見つけることは困難となってきています。こういった状況を日本は考えるべきだと感じました。
もしバンクーバーで帰国前PCR検査で不安なこと分からないことがあればTwitterやコメントで連絡をいただければと思います。分かる範囲ですが、お助けできるかもしれません。