硬式野球のポニーリーグとは?評判は?【体験談】

中学生の硬式野球チームには、様々なリーグがあります。小学校を卒業後、硬式チームに入団することを考えているお子さんも多いのではないでしょうか?

その中の選択肢の一つとして、ポニーリーグも検討してみるのも良いでしょう。検討する上で、情報が必要だと思います。

今回の記事では、僕が所属していたポニーリーグとは何か?評判はどうなのか?というような疑問を僕の体験談を交えながら紹介していこうと思います。

ポニーリーグとは?

ポニーリーグのPONYは、(Protect Our Nation’s Youth)です。

直訳すると、「私たちの国の若者を守る」という意味になります。

これは、下記のことが込められています。

若い子供たちが、野球を通じて幸せと健康的に成長できるものを提供しよう。ということから「私たちの国の若者を守る」とコンセプトとなっているようです。

ルールの違いは?

ポニーリーグのルールは、他のリーグと大きな変わりはありません。

少し違う部分と言うなら、リエントリーというルールが存在します。

リエントリーとは?

リエントリー制度は、スタメン9名(先発メンバー)だけですが、他の選手と交代してダッグアウトに戻った(ベンチに下がった)としても、もう一度試合に出ることができます。その際に、打順は変わりません。別の守備についても構いません。ピッチャーに限っては、もう一度投手に戻ることができません。

リエントリー制度がある理由

これは、控えの選手が全く試合に出られないといったことが、できる限りないようにするためです。

ポニーリーグでは、全員野球をすることを目指しています。ベンチにいる選手がワンポイントで守備につくことやバッターとして打席に立てるチャンスを与えるなど意識的に行っています。

盗塁はできない?

盗塁もできますし、リードもできます。

通常の野球のルールと同じです。

試合時間

試合のイニング数は、7回までです。

試合の中止

負けているチームが5回までの攻撃が終了していれば、雨などの天候の影響で中止となった場合でも試合は成立します。

5回までに10点差がついていればコールドゲームとなります。

延長戦

7回で同点の場合には、延長戦に入ります。

延長戦は、特別な場合を除き(緊急事態など)、勝負がつくまで行われます。

リーグと年齢

ポニーリーグでは、年齢によってリーグが分かれています。

左の部分が、大会の名前です。

各大会に出場できる学年と年齢を表記しました。

下記が大会の名前日本アメリカ(米国)
マスタング小学生(低学年)9歳〜10歳
ブロンコ(ポニーブロンコ)小学生(高学年)11歳〜12歳
ポニー中学生(1年生〜3年生)13歳〜14歳
コルト(スーパーポニー)中学2年生〜3年生と高校1年生15歳〜16歳

様々な大会がある

ポニーリーグは、年間通して多くの大会があります。

また、学年や年齢によって出場できるリーグが変わります。

ポニーやコルトなど様々な大会があるのも魅力ですね。

ポニーリーグの塁間

上の表の学年や年齢を踏まえて、下記の表を見比べてみてください。

ポニーリーグコルトリーグ
(スーパーポニー)
ブロンコリーグ
(ポニーブロンコ)
ベース間距離25.84m27.43m22.86m
投球間距離17.41m18.47m15.54m
本塁・二塁間距離36.50m38.80m32.30m

年齢とリーグによって距離が異なります。

プロ野球、大学野球、高校野球の塁間

ちなみにプロ野球、大学野球、高校野球、社会人野球の塁間は以下となります。

プロ、大学、高校
ベース間距離27.431m
投球間距離18.44m
本塁・二塁間距離38.795m

ここで、あれ?

と思った方は、正しいです。

ポニーは、プロ野球より距離が長い

ポニーのコルトリーグとプロ野球のダイヤモンド距離を比較してみてください。

全て微妙に違いますよね。

ピッチャープレートからホームベースまでの距離とホームからセカンドまでの距離が遠いです。

逆に塁間は、ほんの少しですがコルトリーグの方が短くなっています。

ポニーリーグは、元々アメリカ発祥です。

ですので、それに合わせたということです。

メジャーリーグは、メートルではなくフィート表記となってます。

詳しくは、以下の記事で表にいたしました。

参考にしてみてくださいね。

日本プロ野球とメジャーリーグの塁間距離を比較

NPB(日本野球機構)とMLB(メジャーリーグベースボール)では、距離が異なるのです。

本当に少しだけの違いでプレイに影響はないですが、距離が違うのはちょっと驚きですよね。

知っていましたか?

ポニーリーグは、なぜ塁間が短い?

コルトリーグでは、塁間が長くなることが分かりました。

大会によって塁間が変化するのです。

ポニーリーグは、青少年を守るという理念に基づいているのかもしれません。

中学生は、大人と違って身体がしっかりできていません。成長期です。

塁間を大人の距離と合わせると怪我にもつながるので、塁間を短くしています。選手たちを大切に育てていくというのが理由でしょう。

女子の入部は?

女の子でも入部可能です。

僕が、ポニーリーグにいた頃に他のチームに女の子が在籍していたのを覚えています。

ただし、女子の入部体制が整っていないチームもあるかもしれません。

必ずチームに電話やメールでお問い合わせしてください。

ポニーリーグのメリットとデメリット

中学生の野球には、いくつかリーグがあります。

それは、

  • ポニーリーグ
  • リトルシニアリーグ
  • ボーイズリーグ
  • ヤングリーグ
  • フレッシュリーグ

軟式野球も含めると入団の選択肢は、6つですね。

数ある中で、ポニーリーグのメリットとデメリットは、知っておきたいと思います。悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

メリット

試合経験が積める

他のリーグでは、チームの人数が多いと試合に出られる機会が減ってしまいます。

ポニーリーグでは、チーム内で複数のチームを作ることができます。チームに40人、50人というような複数の選手がいれば2チーム、3チームなどと増やすことができるのです。

そして、作ったチーム全てが大会にも出場できます。

ですので、全員が試合に出られるチャンスがあります。

遠征が多い

遠征費がかかるので、デメリットのように感じる方が多いですが、もしも高校でも野球を続けるとしたらかなりのメリットです。高校野球も遠征が多いです。

個人で電車やバス移動ということもあります。高校野球やポニーリーグもチームによっては、マイクロバスなどを利用することがあるので、遠征に慣れるというのは重要なのです。

長時間バスに乗った後は、バス酔いや疲労により、試合で良いパフォーマンスが出せないこともあります。高校野球で初めての遠征をする球児たちも同じような状況です。中学校のうちから慣れておくことは、かなりのメリットだと言えます。

怪我の防止ができる

ポニーリーグでは、塁間が短いこともあり、まだ体のできていない中学生のための怪我の予防になります。

ベース間の距離が長いと無理な投げ方をしてしまったり、疲労が蓄積されてしまいます。

少しでも怪我を防ぐための選手への気遣いとなっています。

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最近では、方針が変わってきているようです。

チームによっても異なりますが、通常の練習でもコルトリーグと同じ塁間にしているかもしれません。交流戦などもあるので、距離が短いと選手たちの対応が難しくなるので、統一しているところが多いかもしれません。

デメリット

チーム数が少ない

日本では、ポニーリーグに関してまだまだマイナーな部分があります。

同じ野球をしていてもポニーリーグを知らない人も多いです。

チーム数が少ないために入団できる場所が限られてしまいます。

毎回、自転車でチームのグラウンドに練習しに行くでしょう。練習場所まで距離がある場合には、電車やバスで通うことやご両親の車で送り向かいをする必要があるかもしれません。

できるだけ自宅から近くて、お子様に適したチームを選択できれば良いですね。

費用がかかる

どこの野球チームやリーグに入っても同じかもしれませんね。

硬式野球なので、やはり様々なものにお金がかかります。

遠征費や旅費(合宿など)も考慮しなければなりません。

他にも、

  • バット
  • グラブ
  • 金具スパイク
  • ユニフォーム
  • 帽子

など高額なものが多いです。

ただ、バットやユニフォーム、帽子などは、チームによって、備品を貸してくれる場合があるようです。

どれも消耗品で、さらに成長期ということもあるので、身長や体重に変化があれば買い替えということもあります。

また、エナメルバッグやコート、ウインドブレーカーなどチーム名やロゴが入ったものを購入することが義務付けられているチームも多いです。

メジャーリーガーの約7割がポニー出身

MLB(メジャーリーグベースボール)の選手の7割がポニーリーグ出身なのです。

現在、大活躍している多くの有名選手がポニーに所属して練習をしていました。

ポニーリーグ出身の野球選手

日本プロ野球

  • 高橋由伸
  • 清水隆行
  • 石井一久
  • 石井弘寿
  • 川島亮

他にもポニー出身者はいます。

メジャーリーグ

  • アレックス・ロドリゲス
  • ケン・グリフィーJr
  • バリー・ボンズ
  • マーク・マグワイア

すごく活躍した選手ばかりですね。

これは、ごく一部です。

アメリカには、多くの選手がポニーリーグ出身なんですよ。

ポニーリーグの体験談

ポニーリーグに入団を考えている場合には、以下の記事も併せてご覧ください。

ポニーリーグ【関東のチーム一覧】出身プロ野球選手も紹介

関東のチームを一覧にまとめました。

ここからは、体験談について少しだけお話しします。

僕は、小学校を卒業して、中学校からポニーリーグに入団をしました。

元々小学校の軟式チームに所属していましたが、友人が一人もいないチームの硬式野球をスタートしました。その時期には、入れ替えであったので、体験練習に来ている人が数人いたのを覚えています。

チームメートの雰囲気が良かったので、すぐに馴染むことができました。そして、入団することを決めました。

各チームによって異なるかもしれませんが、基本的には、土曜日、日曜日、祝日のみ練習です。

集合時間は、朝8時ごろだったと思います。

決まったグランドで練習をします。

チームによっては、バッティングマシンやゲージがあります。

終わりの時間は、日によって違いました。6時過ぎや7時ごろまでやることもありました。

大会だけでなく、練習試合も多くバス移動が多かったです。

僕のチームは、すでに人数が多かったのですが、新チームですと選手の人数が3人というようなこともあるようです。

ある意味で少人数で試合ができる人数が揃えば、必ずスタメンで出られるので楽しく野球ができると思います。

おおよその人数の詳細は、各チームのホームページを見れば確認ができると思います。

最後に

現在では、ポニーリーグの認知度が少しずつ拡大してるように思えます。

ですが、まだまだ日本ではポニーの存在やルールなど知らない人も多いです。

もし野球に興味があれば、各チームで体験練習にも参加してみてください。

僕の体験談は、一部でしたが、今後も追記するかもしれません。もしポニーリーグで何か知りたいことがあったり、高校野球に関しても質問があれば、答えられる範囲となってしまいますが回答するので、ぜひコメント欄やメッセージから連絡をいただけたらと思います。

ポニーリーグを今後もさらに広めていくためにも、ぜひこの記事をシェアといいねをしていただければ幸いです。

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