当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

ハロウィンってどんなイベント?日本と海外の違いと問題点

ハロウィンの季節がやってきました。日本では、数々の問題が取り上げられてきました。海外でも同様の問題が発生することがありますが、また少し違った雰囲気があります。

今年は、どんなハロウィンになるのでしょうか。

今回の記事では、日本と海外では、ハロウィンにどう言った違いがあるのか。イベント中の問題点についても説明していきます。

スポンサーリンク

そもそもハロウィンとは?

毎年10月31日に世界的に行われる有名なイベントといえば、ハロウィン(Halloween)。英語では、ハロウィーンと発音します。

このお祭りは、古代ケルト人が起源となっているようですよ。悪霊を追い払うと言った宗教的な部分はご存知の通りでしょう。

ここからは、各国のハロウィン事情を見ていきます。僕は、ドイツ旅行をしたので、イベントが行われた地域、アメリカ、日本の違いについて紹介します。

ドイツでのハロウィン

ドイツでは、ハロウィンのイベントは大々的に行われているわけではありません。(地域によって違うかもしれません。)

スーパーマーケットやショッピングモールでは、一部ハロウィングッズが販売されています。しかし、日本やアメリカのように仮装パーティのような大きなイベントではないように感じます。

一部のヨーロッパやそのほかの国からの影響で、少しずつハロウィンイベントが取り入れられるようになっているという雰囲気があります。

ただ、僕は友人に誘われ「KLEIN FARM」という場所に行きました。そこでは、毎年ハロウィン時期になると人の集まるイベントが開催されます。

イベント内容は、仮想した人たちがショーを見たり、食べ歩きを楽しんだりしています。イベントのフィナーレには、ちょっとしたお化け屋敷を楽しみます。長蛇の列で、2時間以上も待ちました。

いくつかの家では、10月下旬になると、かぼちゃの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン(かぼちゃの置物)」を作って、家の前に飾ったり、ハロウィンの装飾がされています。

近所の子供たちが、お菓子をもらいやすいように準備をしているのかもしれませんね。

ちなみにドイツ語での「Trick or treat.」は 「Süßes oder Saures (Sweets or sours)」と言うようですよ。

ドイツに住んでいるのであれば、お菓子を用意してあげてくださいね。

スーパーには、ハロウィン仕様のお菓子があり、地球グミでお馴染みのTrolli(トローリ)の目玉グミも並んでいます。

Trolliの目玉グミはまずい?どんな味?売っている場所も紹介

アメリカでのハロウィン

近年アメリカ合衆国では、大規模なハロウィンが行われ、宗教的な風習は薄れているようです。

それでも子供達は毎年の楽しみとして、魔女やお化けなど様々な仮装をして楽しみます。多くの家を回り、お菓子をもらいに行くというのが一般的。

知らない家も当たり前のように訪問するようです。

また、家族や友達が集まり、かぼちゃの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン(かぼちゃの置物)」を作って家に飾ったりもします。

現在もアメリカでは、最近日本で始まった大きな仮装パーティと同じように、超巨大なハロウィンイベントがあります。

ニューヨークのビレッジハロウィンパレード(New York’s Village Halloween Parade)は1974年から開催され、世界一の規模とされるハロウィンイベントです。

集まる人数はおおよそ200万人と言われています。

ニューヨーク街では、多くの人が仮装をします。宗教的な風習は皆無に等しく、仮装して街を歩いたり、人との交流を楽しむというのが主流になってきています。

そんな中でも子供たちが、近所を周りお菓子を貰うという風習も残っています。

日本のハロウィン

日本でのハロウィンはイベントに行ったり、お店やレストラン内などの装飾、ハロウィン限定の商品、食べ物が用意されるハロウィンフェアが一般的です。路上で子供から大人まで楽しめる仮装イベントが恒例となっています。

子供たちが家を回り、お菓子をもらいに行くことは、友達同士の中ではあるようです。

しかし、海外の文化であるような知らない人の家にお菓子をもらいに行くといった、伝統的な行事はほとんどありません。

日本では、子供と親御さんが集まってお菓子パーティをすることが多いです。

また、ハロウィン時期になると、日本ではお店やレストランで限定、コラボ商品が販売されていたり、ハロウィンフェアといったその時にしか食べられない特別な料理やデザートが用意されていたりします。

一方で、街の中心地ではハロウィンの仮装イベントが毎年開催されています。

特に渋谷、原宿、六本木などでは多くの人が映画キャラクターやアニメ、ディズニーなどの仮装やメイクをして人との交流を楽しむイベントとなっているようです。

海外とは違い、その祭典に対しての宗教的な部分は若者の間ではあまり見られません。

渋谷のスクランブル交差点では、人との会話や写真を撮ってインスタグラム、X(旧Twitter)などのSNSにアップすること、食べたり、お酒を飲んだりといったことがハロウィンイベントの醍醐味でしょう。

ただ、ゴミ問題や喧嘩のようなトラブルがニュースに流れてしまい、日本だけでなく、世界からも良いイメージを持たれないこともしばしば。

ハロウィンで子供が使う言葉「トリック・オア・トリート」とは?

海外ではハロウィンの時にだけ使う魔法の言葉があります。

「トリック・オア・トリート (Trick or treat.)」というワードを聞いたことがありますよね。

翻訳すると、「お菓子をくれないといたずらするよ」や「いたずらか、お菓子か」などとなります。

これを唱えられると大人たちは子供たちに大量のお菓子をあげなければなりません。

多くの家を回り、お菓子をもらいに来るので、大人たちはあらかじめ大量のお菓子を用意しておく必要があります。

子供たちは家を周り、この言葉を使ってお菓子をたくさんもらいます。

なぜ日本でもハロウィンが?

ハロウィンとは全く無縁であった日本が、最近では大規模な仮装イベントが行われています。

1990年代後半に東京ディズニーランドのイベントとして、ハロウィンイベントが開催されました。

それを機に、年々お菓子業界もハロウィンに参入したことから広まっていきました。

ここ数年ではSNS(ソーシャル・ネットワーク)の影響からさらに拡大し、様々なイベントが行われるようになりました。

日本でナンバーワンとされる規模のハロウィンイベント開催地は渋谷で、2016年には約100万人以上が集まったという情報も。

渋谷は若者が集まる街、最近では、どんどん増加している外国人観光客にとってもスクランブル交差点は有名な観光地であり、その点からも渋谷は最大級のイベントになったのでしょう。

衣装は、ハロウィンイベントを楽しむのに最も重要であり、毎年クオリティの高いコスチュームを着てくる人が増えています。

今年も色々な衣装が見られるのもしれません。

それもハロウィンが人気である理由の一つです。

日本でのハロウィンイベント開催場所

関東地方では様々な地域でハロウィンパーティやイベントが毎年行われています。

開催される日にちは場所によって違いますが、基本的には10月後半となっています。早いところだと、9月上旬から小さなイベントなどは開催されているようです。

イベント内容としては、仮装して街を歩きながら交流します。仮装している人たちと写真撮影をしたり会話をして楽しむようです。

開催時間ははっきりしていませんが、大規模な場所であれば、お昼頃から深夜過ぎても人が絶えない様子が見られます。

巨大仮装イベントの紹介

東京で、規模が大きなハロウィンとして次のような場所やイベントが挙げられます。

・渋谷スクランブル交差点
・原宿
・六本木ヒルズ
・池袋ハロウィンコスプレフェス
など

やはり、一番人気は渋谷のスクランブル交差点でしょう。

日本人だけでなく、外国人観光客も集まり毎年賑わっています。

この期間中に、渋谷近郊で仕事やお出かけをする際は、電車が混雑して動かなくなってしまうこともあるため注意が必要です。

問題が多い日本のハロウィン

毎年ハロウィンが当たり前のように行われていますが、意見は様々です。

日本人だけでなく、海外からわざわざハロウィンのためにたくさんの外国人観光客が訪れます。

海外の文化を積極的に取り入れることや普段ではできない多くの人との交流、異文化交流、経済の活性化という点ではいいことなのかもしれませんが、問題は毎年発生しています。

特に問題とされているのが、近所で行われているので、近隣が迷惑をしていたり、ポイ捨てなどのモラルや道徳の欠損です。

他にも酔っ払って物の破壊、スリ、喧嘩や痴漢などの事件も多数発生しています。警察も警備隊やDJポリスを厳重に配備し、事故や事件などに注意を払っているようです。今後は特にテロなどの不安視もされています。

これ以外にも様々な問題があり、仕事から自宅へ帰宅したくても混雑のため電車に乗れず、徒歩やタクシーで帰る人も多いのです。

そして、ハロウィン終了後には大変な問題が起こります。

それはゴミ問題。

過去には、ハロウィンイベント終了後、greenbird(グリーンバード)というゴミ拾いボランティアのNPO団体が掃除を行っているようです。

非常に素晴らしいことではありますが、自分のゴミは自分で持ち帰るというルールを守れないというのが、大問題となっています。

そのゴミの量は街全体に広がっており、1日2日で全て拾うというのは厳しいくらいポイ捨て問題が発生しています。

こういったゴミ問題から、一般の人たちが朝早くから仲間を集めてボランティアでごみ拾いを行う姿も見られました。

以上のようなことから、ハロウィンに対して批判的な意見も多いです。

最後に

ハロウィンには、日本やドイツ、アメリカのように海外によって文化の違いがあります。

日本でも盛り上がりを見せるハロウィンは大きな規模となっています。

多くの人と会話をすることで、新たな交流や異文化の交流ができるというのは素晴らしいことです。街の活性化としても大盛況でメリットもあります。

しかしながら、事故や犯罪に巻き込まれる危険性、ポイ捨てなどのモラルや道徳の問題が沢山あるということです。

毎年ハロウィンイベントが行われることは間違いないでしょう。

楽しむことはとてもいいことですが、自分のゴミは必ず持ち帰り、人に迷惑をかけないということが最優先なのです。

スポンサーリンク

コメントする