トイレのウォシュレット専用リモコンを取り付ける時には、取付プレートとネジを使って固定するのが一般的です。いざ取り付けようと考えた時に、やっぱり壁に穴を開けるのは、気分的に良くないと躊躇してしまうものです。
今回の記事では、ネジ不要でウォシュレットのリモコンを便利に取り付ける方法を紹介します。
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ネジ不要!ウォシュレットのリモコンを取り付ける方法
注意として、今回の方法は残念ながら壁紙には対応しておりません。壁紙に貼ってしまうと破れてしまうことがあります。
また、壁やリモコンが塗装されている場合も剥がれてしまうので、使用は控えてください。
それでは、やり方をご説明いたします。
用意するもの
用意するものは下の1点のみです。
テープの特徴
・強力な粘着力
・厚手のタイプなので、凸凹した場所でも使用可能
テープが貼れる場所
・ABS樹脂
・アクリル樹脂
材質などは、型番検索や取扱説明書で確認する、もしくはメーカーに問い合わせると分かると思います。
耐荷重
貼り付けられる物・場所 | 耐荷重 |
ステンレス | 500g |
ABS樹脂 | 400g |
アクリル樹脂 | 400g |
テープは、薄手のタイプでも使えると思いますが、厚手の方が、壁にしっかりくっつけることができます。
それでは、リモコンを取り付けてみましょう。
リモコン設置の手順
今回、我が家で設置したい位置は、下の壁です。
ネジを使って壁に穴を開けるのは抵抗があったので、工事担当の方にリモコン設置はお願いしませんでした。ですので、後付けすることにしました。
設置する場所の注意点
トイレのリモコンの設置には、いくつか注意点があります。
・送信部(赤外線)が隠れないようにする
・設置したい場所で、ボタンが反応するか試しておく
送信部が完全に隠れてしまうとリモコンが反応しないので注意しましょう。
1.リモコンの汚れを拭き取る
新品未使用品ですと問題ないですが、現在使用しているものですと埃が付いている場合があります。
リモコンに汚れやホコリが付いていると、テープの設置面の粘着力が弱まってすぐに剥がれてしまうことがあります。壁に取り付ける場合には、落下してリモコンが壊れてしまう可能性があるので注意しましょう。
綺麗に拭き取って掃除してあげましょう。
2.テープを貼る
下の画像のようにテープを貼っていきます。
用意した両面テープを裏面の数カ所貼りました。
あまり貼り過ぎると取り外しの際、大変になるので注意してください。
壁のような落下する可能性がある場所に設置したい場合には、複数箇所に貼っておきましょう。
今回、我が家では、壁と台座の場所に設置したいので、リモコンの底面(脚の部分)にもシールを貼り付けています。
このようにいくつかの箇所に貼っておけばぐらつくことなく、固定できます。
電池のカバー部分には、シールを貼らないように気をつけてください。
カバー部分に貼ってしまうと剥がす時に、プラスチックの爪が割れてしまう可能性があります。
3.電池を入れる
電池カバーをスライドさせて電池を挿入しましょう。
ここで、電池の選び方に付いて説明いたします。
リモコンの電池の選び方
リモコンの電池には、単三電池、単四電池のような種類があります。
さらにアルカリ電池、マンガン電池と分かれていますよね。
ここで、どちらを使用したらいいのか悩むと思います。
答えから言うと、マンガン電池を選択しましょう。
これは、どのリモコンでも同じことが言えます。
アルカリ電池は、持続力とパワフルな性質を持っています。
マンガン電池には、使っていない時には、電圧が回復するという性質があるのです。
持続的、瞬間的な機器や玩具などの使用ですとアルカリ電池が圧倒的に優れているのです。
また、アルカリ電池は、長期間使用していると液漏れの恐れがあります。
アルカリ電池の液漏れは、非常に危険です。マンガン電池よりも毒性が強いです。
マンガン電池も液漏れがしないというわけではないですが、アルカリ電池よりはしにくいです。
そうすることによって液漏れを防ぐことができます。
もし液漏れが起こってしまうと、リモコンが壊れてしまい買い替えなければいけないという事態になりかねません。
ですので、リモコンには、必ずマンガン電池を使用してください。
長くなってしまいましたが、手順に戻ります。
4.設置をする
設置する前に、電池を入れるのを忘れないでくださいね。
それでは、両面テープになっているので、貼り付ける面の紙を全て剥がしてください。
少し剥がしづらいです。
そうすることで、粘着力がさらにアップします。
このように設置することができました。
テープは、複数箇所貼っているので、ぐらつきもなくしっかり固定できています。
テープの剥がし方
電池の交換時には、壁から本体を取り外さなければいけません。
今回は、電池交換のため設置は2回目です。
1年半経ってからの交換でしたが、こちらのテープは、非常に粘着力が強かったです。
剥がし方のコツ
まず、カッターなどでリモコンの隙間からテープを少し切ります。(指やリモコン、壁際を傷つけないように細心の注意を払ってください。)
そうしたらリモコン本体を壁からゆっくり取り外してください。
テープが本体を壁に残りますので、指でつまんでゆっくり剥がしてください。
取り外せて、再度設置する時には、上の手順で貼り付けてください。
最後に
今回は、「【ネジ不要】ウォシュレット用リモコンの便利な取り付け方」を紹介しました。
誰でも簡単に貼り付けられて、トイレの壁にも穴が開きませんのでとてもおすすめです。
テープも目立たずに見た目も良いので、ぜひ皆さんも試してみてください。