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海外でハグの習慣|国によってこんなに違う挨拶の仕方

海外によってハグの習慣が違うことはご存知ですか?

外国人は、ハグをするのが当たり前と思っている方もいるようです。世界では、いろいろな文化があり、国によってハグの習慣が変わります。

ハグを毎日たくさんする文化もあれば、ほとんど抱き合うという習慣のない国もあります。もちろん、人や習慣によって考え方が違っています。

今回の記事では、海外でハグの習慣について紹介します。国によって挨拶の仕方が違うので覚えておくと面白いと思いますよ。

また、ハグをすることで健康に直結するほど良い影響があります。それについては、以下の記事をご覧ください。

ハグをするメリット|恋人や友達、家族を抱きしめる驚きの効果

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アメリカではハグが挨拶代わり

アメリカでは、ハグをするという習慣は挨拶として一般的です。

しかし、全く知らない人をハグするというわけではありません。

ビジネスの場面ではあまり向いていないので、出張先でアメリカに行ったらハグする必要があるかなと不安を抱いている方は心配しないで大丈夫です。

ビジネスの場面では、ハグではなく、握手が挨拶として使われます。

ただ、友人や家族、恋人同士など親しい間柄で日常的にハグをすることはよくあります。友達と会った時や友達と別れ際に、ハグでその時の気持ちを表します。

とても嬉しい時にそばにいる人と抱き合うこともあります。男同士でも、挨拶としてハグをすることは珍しくありません。

しかし、アメリカよりさらにハグが好まれる国がありました。

イタリアとスペインでは知らない人とのハグもあり

地中海周りの国、イタリアやスペインなどでは挨拶としてハグとほっぺにキスをします。

初めて会った人にするのも、おかしいことではありません。

初対面でもハグと2、3回の頬へのチューは普通です。

情熱的な国ならではの文化でしょうね。

ドイツ人は意外とハグをする

ドイツでは、挨拶にハグをしないという認識もありますが、これは地域や人によって変化すると思います。

ミュンヘンでは、親しい間柄ですとホッペにチュッとやることもあるようです。

僕が過去に訪れたレーゲンスブルクでは、初対面では握手が多いように感じました。親しくなるとハグで挨拶をすることもあるようです。

学生など、若者の間では帰り際にハグをすることも少なくありません。10人ほどでハロウィンパーティを訪れた際は、帰り際に10人全ての人と順番ずつハグをしました。

地域や人によって挨拶の仕方は異なりますが、意外とドイツでもハグをする習慣がありました。

南米は、どんな場所でもハグをする

南米でも、ほっぺにチューやハグをする習慣が強いです。

国によって習慣が少し異なりますが、一般的に言うと、南米という地域はとても暖かい習慣で、握手のような挨拶はビジネスの場面に限られます。

家族と恋人とはもちろんどこでもハグをしますが、友達ともよくハグをします。ビジネスの場面でも、もし長い付き合いであれば、ハグをしてもおかしくないです。

南米では、どんな場でもハグやキス、触れ合いで愛情を見せ合うことは一般的なのです。

フランスでは挨拶としてほっぺにキス

フランスでもほっぺに軽くチュウすることが大切な習慣です。

ただし、同様にビジネスの場面ではフランス人もチュウをしないのが普通で、知らない人と会う時に言葉での挨拶の方が無難でしょう。

肝心のハグについてですが、、、

実は、フランスでハグは他の外国のように有り触れた習慣ではないです。

挨拶として軽いハグを交わしますが、嬉しい時に友達とハグしたり、別れる時にバイバイのハグをするのは、ほとんどありません。

フランス語では、英語や日本語のような「ハグ」と一致する言葉がないほど、ハグとは無縁でそのような習慣がないようです。

北欧の国では最近変わっている文化が

北欧はあまりハグしないという印象がありますが、特にスウェーデンでは近年、文化が変わってきています。特に友達とハグすることが普通になってきました。

珍しいことに、フランスなどの短い挨拶代わりのハグと違って、スウェーデンでは長く、深くハグすることが広がっています。

少し誇張した例ですが、15人くらい集まっているパーティーに行ったら、帰りにみんなに別れのハグをすることがあります。このハグは、何分も長くすることがあるという経験者もいます。

これは、ドイツに似た文化があるのかもしれませんね。

フィンランドはスウェーデンと比較するとハグの習慣からは少しかけ異なっているように感じます。

特に若い人の世代でハグが日常的になっています。特に中高生の女性の間でハグすることが普通になってきています。パーティーも、多少お酒が入ってくるとハグするフィンランド人をよく見かけます。

アメリカ風のハグ文化も少しずつ入ってきていると言われているようです。

家族とのハグは場所に関係なくよくあることで、夫婦や恋人同士でもどんな場所でもハグすることが許されています。

ただ、どこでもそうですが、北欧の方にはハグが好きではない、もしくはとても苦手な方も多いので、自分からハグするのは控えた方が無難かもしれません。

アジアではハグが汚い印象の国も

アジアでは、ハグをあまりしない国が多いです。

日本もハグをあまりしない国に該当するのではないでしょうか。

挨拶代わりでさえとても珍しいです。家族の間でもハグをしないのが一般的。

ハグは汚い文化だと考えている国もあります。

インドなどでは、ハグは性的交際の一部で、公共の場で決してしてはいけないことになっています。

カップルは手をつなぐことさえも許されていません。

ただ、男同士で友情の証として手をつなぐのは良いとされています。

ちなみにですが、誰にも見られない家であれば、ハグを交わしても問題がないようです。

中国では、つい最近までハグはとても珍しいことでしたが、北欧のように近年習慣が変わっています。

友達とのハグや、家族とのハグが普通になっています。初対面で先生にハグされたという人もいるようです。

イスラム教は、PDAが絶対にダメ

イスラム教では「PDA」は一般的に許されていません。

「PDA」とは、「Public Display of Affection」の略で公共での愛情表現のことです。人前でハグやキスなどを交わしたり、手をつないだりするといった行為を指す言葉です。

ハグは家の中でするもので、恋人同士で抱き合うことなどは家族にも見られない場所で行う行為。

現代の若者では人前でもお互いへの愛情を示したい人が増えていますので、イスラム教の国の文化もどんどん時代に合わせて変化しています。

最後に

今回の記事は、海外でハグの習慣とさまざまな国での挨拶の仕方について紹介しました。

アメリカやヨーロッパの多くの国ではハグを日々交わす人が多いです。

挨拶代わりにも、気持ちや感情を伝える時にも使います。別れのハグを断ってしまったら嫌われたと思われることもあるかもしれません。

日本では、まだまだハグの習慣はアメリカやスペインなどのように日常的ではないです。

人前での愛情表現、「PDA」の理解度もまだ比較的に低いと言えるでしょう。

ハグにはいいこともありますが、公共の場などで当たり前のように抱き合うことに関しては、いいことかどうか、皆さんの意見は一致しないでしょう。

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