MDディスクが、売っていないと思って諦めてた方に朗報です。まだ生産終了していませんよ。
過去には、SONY、Victor、マクセル、TDKといった多くのメーカーから販売されていました。現在では、ほぼ全てのブランドが生産完了となっています。
ですが、まだ手に入れられる方法があります!
今回の記事では、MDディスクの販売されている場所といくつか種類を紹介します。
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MDに衝撃を受けた
僕は、小さい頃にMDプレーヤーを利用していた世代です。小学生の頃に友人がCDプレーヤーを持っていてすごいと思ったくらいの時代でした。その後、MDプレーヤーが発売されたときは、衝撃的だったのを覚えています。
今では、iPhoneやウォークマンで音楽を聴くことが簡単になっているので、今の時代だと「なんだそれ?」と感じてしまうかもしれませんね。
さらにサブスクとして聴き放題の音楽ストリーミングサイトの登場により音楽プレーヤーと言うものを使う機会が減っているかもしれません。
そんな中でも、今ではもう売っていない高音質のMDプレーヤーやレコーダーを利用している方もいると思います。
ただ、MDディスクだけは、まだ販売されていることに気づいたんです。
販売中のMDディスク
下のネット通販では、SONY製のMDディスク(Mini Disc)の80分タイプが販売されています。
録音と再生ともに繰り返し使えます。
基本的に、どのMDプレーヤーでも活用できそうです。
MDディスク「Hi-MD 1GB」
SONYでは、1GBという大容量のMDディスクも販売されていました。
こちらを利用するには、MDウォークマン「MZ-RH1」という機器が必要となります。残念ながらもう売っていません。
下記が3枚パックとなります。
1GBのMDディスクは、売っていた場合、プレミア商品となっています。
時代の移り変わりで手に入りづらい状況です。値段が高騰してしまうのは、しょうがないのかもしれませんね。
稀に販売されていることがあるので、定期的にチェックしてみてくださいね。
先ほど出てきた、ソニーの最高峰のMDウォークマンを知っていますか?
SONY、最高峰!高音質MDウォークマン
ソニーのMDプレーヤーには、言わずと知れた名機があります。
それが、Hi-MDウォークマンシリーズ「MZ-RH1」です。
今では、もう新品未開封では手に入らない希少品です。このような商品を持っていて聞き飽きないサウンドと特別な機能を使って楽しんでいる方もいるでしょう。
高音質リニアPCMで録音もできます。
僕は、この音源を聞いたことありませんがハイレゾや通常のミュージックプレーヤーとはまた違った音質なのでしょうか。気になるところです。
MDをパソコンに取り込んで保存する機能も備わっているので、おそらくこれが重宝されている理由でしょう。持っているMDに昔の楽曲やレアな音源は入っていた場合に、PCに読み込めるのです。魅力的ですね。
こうした機器は、専用のMDディスクが必要だったりするので、手に入らなくなっているのは悲しいですね。
記録用MDデータも販売されている
ソニーでは、PC用ドライブやマルチトラックレコーダー対応の機器で使えるMDディスクが販売されています。
マルチトラックレコーダーとは?
マルチトラックレコーダー(MTR)は、多重録音機とも言います。機器には、様々な種類があり、ハードディスク内臓のものやミキサー内蔵のものもあります。
対応の記録媒体は、機器によって異なり、オープンリール、MDディスク、オーディオカセットテープ、MOディスクやCDなどを使い録音や再生ができる機器です。
音楽制作やパーソナルレコーディングとして活用されてきました。
こうした商品も時代の変化とともに、パソコンやソフトウェアの普及によりDTM(Desk Top Music)やDAW(Digital Audio Workstation)へと移行するアーティスが多くなっています。
そんな中でもマルチトラックレコーダーを使用する方がいると思います。
ですので、上記のMDデータ専用ディスクも紹介いたしました。
ダイソーでMDディスクは売ってる?
数年前まで100円ショップのダイソーに、MDディスクの在庫がありました。
全国の100均を回れば棚の片隅に埃まみれになって置いてある可能性はゼロでは無いです。ですが、店員さんに聞いても分からないと言われるだけですので、運よく見つけられたらラッキーですね。
昔は、MDも100円で手に入る時代でしたからね。
今となっては欲しいと思っても100円といったような安い価格では、手に入らなくなっています。
MDディスクの再販はしないのか?
「再販したら売れるのに」と言う方もいるかもしれませんが、今の世の中の動向ですと厳しいでしょうね。
ストリーミングサイトやYouTubeで気軽に音楽が聴けてしまうので、MDディスクの需要は少ないです。
企業が再度、研究や開発するには多額の費用がかかります。それをクリアして販売に踏み切ったとしても需要はごく一部でしょう。
大量に売れるようなら定番商品として復活することも考えられますが、現状では無いと思った方が良いです。
最後に
MDプレーヤーやMD対応のコンポーネントシステムが世の中から消えていく中で、MDディスクだけは、奇跡的にまだ残っていました。
数年後に、もしかするとMDディスクも完全になくなってしまう時代が来るかもしれません。いざ購入しようと思った時に売り切れなんてこともあり得ます。
上で紹介したMDディスクもいつ生産終了になるか分からないです。
後悔しないように、今のうちに買い置きしておくことをおすすめします。