皆さんは、日本のプロ野球とメジャーリーグの塁間距離は、何メートルかご存知ですか?実は、日本と米国の野球では、微妙に距離が違うんですよ。
今回の記事では、日本プロ野球とメジャーリーグベースボールの塁間距離を比較していきます。
まずは、日本のプロ野球の塁間距離をご覧ください。
分かりやすく表にしてみました。
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日本プロ野球塁間距離
プロ野球 | |
塁間距離 | 27.431m |
マウンドからホームベースまでの距離 | 18.44m |
ホームベースから二塁までの距離 | 38.795m |
ちなみにですが、プロ野球、大学野球、高校野球はどれもベース間距離は全て同じです。
次にメジャーリーグベースボールの塁間距離です。
日本とアメリカとで比較しながら見てください。
メジャーリーグ塁間距離
メジャーリーグ | |
塁間距離 | 90フィート (27.43m) |
マウンドからホームベースまでの距離 | 60フィート6インチ (18.4404m) |
ホームベースから二塁までの距離 | 127.3フィート (38.80m) |
少しだけの誤差ですが、微妙に違うんですよ。
MLB(メジャーリーグベースボール)では、フィート表記なっています。NPB(日本野球機構)のでは、メートルでの表記です。
1フィートは何メートル?
1959年、ヤードポンド国際協定(アメリカとイギリス連邦間)で1フィートの詳細が決められました。
1フィート = 0.3048メートル(304.8ミリメートル)
となっています。
誤差は?
塁間
0.001m = 1mm
マウンドからホームベースまでの距離
0.0004m = 0.4mm
ホームベースから二塁までの距離
0.005m = 5mm
誤差は、数ミリとなっています。
みなさんはどう感じますか?
正直、変わらないですよね。
選手が練習や試合をしていて全く影響ないです。
バッターボックスに立っていて、体感速度が違うということやピッチャーマウンドからボールを投げていて届きづらくなったということはないですよね。距離が1mや2mなどと変わればさすがに気付きます。
というわけで、日本のプロ野球選手がメジャーリーグでプレイしても気付く人はいないでしょう。
中学生でもMLBと同じ塁間を使っている?
中学野球のポニーリーグのコルト大会というものがあります。
その大会では、メジャーと同じ塁間距離で試合をするんですよ。
中学生からメジャーと同じ距離で野球をするんですよ。
びっくりですよね。
ポニーリーグについては、以下の記事にまとめましたので、ぜひご覧ください。
最後に
日本とアメリカのダイヤモンドの距離やピッチャーマウンドとホームベースまでの距離が違います。
ただ極端に大きな誤差ではないので、日本人プレーヤーがメジャーに移籍してもプレイに影響はないものと考えて良いでしょう。
距離については、あまり気にしないと思うので、世の中では意外と知られていないことかもしれませんね。
「マウンドからホームベースまでの距離」が「60.6フィート」と書かれていますが、「60フィート6インチ」が正しいと思います。
メートル換算すると、(60×12+6)×2.54=18440.4mm→18.44mで誤差は0.4mmしかないと思います。
ブログを見てくださりありがとうございます。
正しい距離に修正致しました。
ご指摘感謝申し上げます!